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長野の外壁・屋根塗装専門店トラスト 品質にこだわりを持った塗装工事

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豆知識の記事一覧

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2020.02.21 更新

鉄筋コンクリートを考える ~第4話:RCの寿命とコンクリートの中性化・延命のためにも塗装のすすめ~ 長野市 外壁塗装・屋根塗装専門店トラスト

こんにちは、長野市の外壁塗装・屋根塗装専門店のトラスト施工部Sです。 好評を頂いております鉄筋コンクリートを考えるシリーズ ~第4話:RCの寿命とコンクリートの中性化・延命のためにも塗装のすすめ~ をお届けします。  これまで、コンクリート材料について確認をした後、2つのRC構造のシステムについて話をしました。また前回の第3話では、RC構造に生じたひび割れ“クラック”に注目しました。 今回はRC構造の経年変化について検討していきたいと思います。  Ⅰ.コンクリートのPH(ペーハー) PHの読み方は、独語読みと英語読みの「ピーエッチ」が混在していて、日本語では”水素イオン指数”と訳されます。現在ピーエッチと読むのが一般化しているようですが、SI単位ではないので今回は個人的に馴染みがある(ペーハー)で読みを統一したいと思います。 まずPH:水素イオン指数(ペーハー)は、水素イオンH+がどれだけ存在するかを示しています。 例えると普通の水道水1[l]の場合は、1[l]全部がH2Oであると仮定して、1[l]あたり1/(10^7)[mol](モル)個程度のH+と水酸化物イオンOH-がほとんど同じ数存在しています。ここに、酸性・アルカリ性とは、H+の個数に対応してOH-の個数が変化する性質のことなのです。 この時のH+の個数「1/(10^7)=10,000,000分の1」の乗数値がペーハーの数値を決定し、酸性・アルカリ性が評価されます。具体的には1≦PH<7:酸性、PH=7:中性、7<PH≦14:アルカリ性となります。 そしてこの普通の水道水のPH(ペーハー)は7、つまり中性となります。 参考資料【長野市上下水道局2019年度水質調査から抜粋・犀川上水系PH平均値:小市7.3/七二会7.4/高野7.7】 さて聞き覚えのフレーズとは思いますが、コンクリートはアルカリ性のため内部にある鉄筋を防錆しています。(第1話) 健全なコンクリートのペーハーは概ね12≦PH≦13と高く、強アルカリ性といえます。 この強アルカリ性の元をたどってみると、セメントの水和反応の進行によって水酸化カルシウム(Ca(OH)2)が生成され、水素イオンH+より水酸化物イオンOH-の数が優勢となってゆくという事です。 水和反応はコンクリートがまだ固まらない、練り混ぜ・打ち込みから間もない数日間で一気に進行してコンクリートを硬化させます。 材齢4週間のころには十分な強度が発揮されるまでに硬化していて、その後も未反応のセメントに水分が供給され続ける限り、じわりじわりと極めてゆっくり水和反応は続いていきます。 これを時系列のペーハーで考えてみると、材齢0週から4週にかけて12程度まで右肩上がりで増加し、中性化さえ無ければ以降材齢は年単位で横ばいに推移しつつ13程度に落ち着くはずです。 ではコンクリートの中性化とは何なのでしょうか?  Ⅱ.コンクリートの中性化と問題 健全なコンクリートのPHは12~13程度です。中性化と言う単語を聞いたことがなくても、中和は聞いたことがあるのではないでしょうか。中性化とは化学反応の中和をイメージしてさしあたり問題ありません。つまり酸と塩基質が反応して塩(と水)を生成するあの化学反応です。 コンクリートの場合、セメントの水和反応によって水酸化カルシウム(塩基)が生成されます。そこへ大気中の二酸化炭素(酸)が出会ってしまうと、炭酸カルシウム(塩)と水に化けるといったシナリオになっていて、次のように表します。 Ca(OH)2 + CO2 → CaCO3 + H2O このように水和反応で蓄えた塩基質が酸に侵され塩・水と化すことでOH-は消滅してしまい、ペーハーが減少するのです。 大気中の二酸化炭素の他にも、自動車排ガスの亜硫酸類(SOx)や酸性雨といった中性化の要因が存在しています。 炭素や酸素のつもりで想像してみてください。 塩基質を反応させるCO2は、呼吸をする全ての生物が生産者です。とりわけ人類は、呼吸の他にも経済や文明といったエゴニズムのために莫大な二酸化炭素や亜硫酸類を生産しています。 事実、気象庁調査によるCO2濃度は、綾里・南鳥島・与那国島の3観測点で2000年の約370[ppm]から2019年現在の約415[ppm]まで毎年平均+2.3[ppm/年]の増加傾向にあります。 私たち人類が葉緑体を持つ植物のように二酸化炭素を還元できる体質へ進化すれば、状況は変わるかもしれませんがこの背景からわかるように、地球上において二酸化炭素からコンクリートを中性化させないことは現実的に容易ではありません。 以外かもしれませんが、中性化してしまってもコンクリートの圧縮強度が変化することはありません。 問題はコンクリートによる鉄筋(鋼材)の防錆効果が減少してしまうことです。 ※中性化の問題はコンクリートには現れません。従って第1話に登場した、現存する世界最古の(無筋)コンクリート構造であるローマのパンテオンではコンクリートの中性化に係る問題の検討は必要ありません。  Ⅲ.コンクリートの中性化とRCの寿命 RCはコンクリートを鉄筋(鋼材)で補強した構造です。 コンクリートの中性化や、何らかの悪条件が祟って鉄筋が錆びてしまうと、錆びは鉄筋を膨張させ、膨張した鉄筋は内部からコンクリートへひび割れを生じさせます。 このひび割れからコンクリート内部に酸性傾向の雨水が回り込み鉄筋をよけいに錆びさせる。するとさらにひび割れが開きより奥深くまで雨水が侵入し新たな鉄筋が錆びる… このように連鎖的な鉄筋の腐食が始まると、もう歯止めがききません。 こうなってしまうともうRCではありません。 コンクリートと錆びた鉄筋による芸術作品です。 ということは、RCの寿命は鉄筋が腐食しない期間と考えることができます。 それは鉄筋の防錆効果が継続している時間、つまりコンクリートの中性化深さがRC内部の鉄筋まで到達しないまでの時間です。 RC躯体面から鉄筋までの最短距離(その間のコンクリートの厚さ)を”鉄筋の被り厚さ”と呼び、50mm以上と規定されています。 つまりRCの寿命は最短の場合、コンクリートの中性化深さが50mmに達するまでといえます。 そして前回第3話に登場したクラックも、RCの局所的な寿命を左右する要因の一つであることがわかると思います。  Ⅳ.RCの塗装のすすめ  コンクリートの中性化は防ぎようのない化学現象です。 しかしながらRCの大気暴露面をカバーすることで、コンクリート中性化の進行スピードを弱めることは出来るはずです。 ここで閃いた方も多いと思います。 大気暴露面をカバーするのは”塗膜”です。 塗料の役目は美観だけではありません。建材の保護も担っています。 では、実際のRCラーメン建築物における外壁塗装工事作業工程の一部を紹介していきます。 高圧洗浄ので苔や旧塗膜のチョーキングを洗い流した後、次のような下地調整や補修を行います。 [caption id="attachment_15554" align="alignnone" width="300"] クラック補修[/caption] [caption id="attachment_15552" align="alignnone" width="300"] 弱体部をはつり補修[/caption] 補修などの工程を終えると、いよいよ塗りの工程になります。 上塗り2回目   [caption id="attachment_15548" align="alignnone" width="300"] 上塗り1回目(下塗り済み)[/caption] 下塗り→上塗り①→上塗り② の3工程によって、下塗り1層・塗膜2層の計3層が形成されます。 RCの大気暴露面がこれら3層に包まれることで、大気中のCO2、NOx、酸性傾向の雨水などのコンクリート中性化因子との直接的な接触を防ぎます。 これによってコンクリート中性化の進行スピードを遅らせ、つまりはRCの延命につながります。  Ⅴ.まとめ コンクリートの中性化とは、健全なコンクリートのペーハーが12~13の強アルカリ性のところ、大気中のCO2などと化学反応を起こしてしまい、ペーハーを減少させる事象であり、RC経年変化の前提としてコンクリートは中性化するものである。 そしてRCの塗装工事は、建築物の美観のみならずコンクリートの中性化の進行を遅らせる保護機能面からも非常に重要といえる。 鉄筋コンクリートは剛健のようで繊細ですね。 鉄筋コンクリートを考える ~第4話:RCの寿命とコンクリートの中性化・延命のためにも塗装のすすめ~ をお届けしました。 ■□次回予告■□ 鉄筋コンクリートを考える ~第5話:ウチは木造なんだけど…あまりに身近なRC~  乞うご期待!   ★トラストは長野市で気軽に相談ができる《外壁・屋根塗装ショールーム》を展開しております★  外壁塗装・屋根塗装・雨樋・雨漏り・サイディングなどでお困りの方はお気軽にどうぞ! 優良店・口コミ評判店目指して頑張ります(^^)   【外壁・屋根塗装専門店トラスト】についてはコチラ!   【お問い合わせフォーム】はコチラ!!   【よくある塗装に関するご質問】はこちらにまとめさせていただきました。 【よくあるご質問】はコチラ!!

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豆知識外壁塗装トラストのこだわり

2020.02.15 更新

サッシ廻りの外壁の劣化に注意 修繕方法と費用について|長野市、上田市 外壁塗装・屋根塗装専門店トラスト

長野県長野市、上田市のみなさん、こんにちは! 地域密着の外壁塗装・屋根塗装専門店トラストです! 今回のブログを執筆させていただく湯本です!   暖冬が続いておりますが、ここ最近は例年通り雪が降り寒さが厳しいです。 今回は住宅のサッシ周りの劣化と、修繕方法&費用についてもお話いたします。   サッシ廻りの劣化症状 先日現地調査にお伺いした住宅のサッシ廻りの写真です。 こちらのサッシの下には結露水の伝わりが見受けられました。   写真だとわかりにくいですが、伝わった結露水が外壁に伝わっり凍っています。 室内側のサッシに結露が発生し、その水滴が劣化したパッキンの隙間やコーキングの劣化部から入り、外壁に伝わっています。   サッシの外回りからだけでなく、内部から結露水が入り外壁を傷める原因となります。   サッシ廻りの格子の下なども外壁を傷めてしまう原因が潜んでおります。こちらはサッシから外壁に伝わって痛めてしまっている劣化写真です。   また、サッシではないですが、こんな壁の取り合いも水が伝わり、外壁を傷めることもあります。   修繕方法と費用 コーキング補修 窓周りやサッシ端部へのコーキング補修 1箇所5,000円~ 施工費込み ※2階など高所の場合足場代が別途必要になる事があります。   伝い水防止器具 サッシ下に水切りがついていない場合は、サッシ下につける後付けタイプの「伝い水防止器具」を付けることで解決する場合もございます。 後付け水切り 伝い水防止器具   小サイズ 1,000円/1箇所 施工費込み ロングタイプ 8,000円~/1箇所 施工費込み ※高所の場合別途足場代等必要になります。 ⇒施工事例はコチラ   さいごに 外壁塗装時でしたら、外壁と同じ色で塗装することもできますのであまり目立たないかもしれません。 以上のことから大切なお住まいを守るには美観も大切ですが、雨水や結露水などから守るために防水機能など機能性もとても大切です。 また、見た目がきれいになっても劣化させる原因を解決しないと、また同じように劣化してしまう為、原因の特定も大切です。 美観と機能性を保つ為に、プロの目によるお住まいの診断、メンテナンスをおすすめいたします。 トラストは長野市稲葉・篠ノ井・上田市にショールームがあります。お困りの事ございましたらお近くのショールームへご相談ください。     トラストは外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。 長野県長野市、上田市地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。 地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。 ★トラストは長野市、上田市で気軽に相談ができる《外壁・屋根塗装ショールーム》を展開しております★  外壁塗装・屋根塗装・雨樋・雨漏り・サイディングなどでお困りの方はお気軽にどうぞ! 優良店・口コミ評判店目指して頑張ります(^^) 【外壁・屋根塗装専門店トラスト】についてはコチラ! 【よくある塗装に関するご質問】はこちらにまとめさせていただきました。 【よくあるご質問】はコチラ!!

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豆知識外壁塗装劣化症状の種類・事例

2020.02.15 更新

ケレンって何?

長野県長野市、上田市、佐久市のみなさん、こんにちは! 地域密着の外壁塗装・屋根塗装専門店トラストです! 外壁塗装や屋根塗装などを行う場面、他の場所でも再塗装などを施す必要がある場面では、実際に塗料を用いて塗る前に、必ず下地調整を行うことが必要です。 外壁や屋根などの広い面積の場合では、高圧洗浄などを行った後に外壁をチェックして、問題が生じていない場合では塗装作業に入ることが一般的ですが、 場所や状態、下地の素材によってはケレンを行うことが必要です。 ケレンとは何かといえば、一般的には研磨作業を意味していることになり、塗装作業を行う上では重要な作業として用いられています。 特に軒下などの木材の部分に対しては、手作業や電動工具などを使ってケレン作業を進めることもあり、 基本は古くなってしまった塗料を剥がすことと肌のガサツキの調整を目的にしているものですが、 そもそもが木部で作られているタイプの場合では、その全面をケレン作業を行う必要が出てくる場合も見られます。 トタン屋根の場合でも多く利用されていることになり、新しい塗料が上手に定着することを助ける作業として行われています。 この作業によって再塗装を行った場合、直ぐに剥離などを起こさずに長期的に塗膜を守ることができます。   トラストは外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。 長野県北信・東信地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。 地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。 ★トラストは長野市、上田市、佐久市で気軽に相談ができる《外壁・屋根塗装ショールーム》を展開しております★  外壁塗装・屋根塗装・雨樋・雨漏り・サイディングなどでお困りの方はお気軽にどうぞ! 優良店・口コミ評判店目指して頑張ります(^^) 【外壁・屋根塗装専門店トラスト】についてはコチラ!

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豆知識

2020.02.10 更新

木部の塗装 シッケンズのご紹介|長野市、上田市 外壁塗装・屋根塗装専門店トラスト

長野県長野市、上田市のみなさん、こんにちは! 地域密着の外壁塗装・屋根塗装専門店トラストです! 今回のブログを執筆させていただく若杉です!   今回は木部を着色する塗料「浸透性木部保護着色剤」のご紹介をします。 スタンダードなものでは キシラデコール ガードラックアクア、Pro   我々塗装屋もよく使用しますし、DIY好きの方なら見たことがあるかもしれません。 今回ご紹介するのは 「シッケンズ」の木部保護塗料です。 オランダの塗料メーカーで開発された木部用塗料です。 お客様の希望と、塗料問屋からのススメで弊社でも度々使用させてもらってます。 シッケンズの特徴は、木部に浸透しながら強固な膜を形成します。 このため対候性も非常に高いです。   塗ってみるとよくわかりますが、高級感・透明感のある仕上がりで且つ木目も生かされます。 実際にシッケンズを使って塗装した事例を紹介します。 玄関ドア① ⇓⇓⇓   玄関ドア② ⇓⇓⇓     木柱   ⇓⇓⇓    どうでしょうか? 対候性が高く、仕上がりも美しい… 「じゃあ最高の塗料じゃん!」 と思われるかもしれませんがデメリットもいくつかあるかもしれません。 考えうるものとして ①均一な仕上がりが難しい 浸透しながら膜を形成するためか、下地の状態によって浸透する塗料の量が全く違い調整が難しい。 専用の下塗り材があるが浸透性のためこれまた調整が難しい。 よって箇所により仕上がりにムラが出やすい。(特にリフォームの場合)   ②膜の剥がれの危険性を伴う シッケンズに限らず、膜を形成する塗料は剥がれの危険は必ずあります。 木部の伸縮・呼吸に追従出来ない場合がある。   まとめると… どんな塗料でもメリット・デメリットはあります。 お客様のご要望と、専門家のアドバイスを上手くミックスして、最適な塗替えを提供できれば幸いです。     トラストでは長野市、上田市で気軽に相談ができる ★《外壁・屋根塗装ショールーム》を3店舗OPEN中です★  外壁塗装・屋根塗装・雨樋・雨漏り・サイディングなどでお困りの方はお気軽にどうぞ! 優良店・口コミ評判店目指して頑張ります(^^)   【外壁・屋根塗装専門店トラスト】についてはコチラ!   【お問い合わせフォーム】はコチラ!!   【よくある塗装に関するご質問】はこちらにまとめさせていただきました。 【よくあるご質問】はコチラ!!

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豆知識木部

2020.02.08 更新

鉄筋コンクリートを考える ~第3話:壁面のクラックと鉄筋の降伏・エポキシ樹脂圧入~ 長野市 外壁塗装・屋根塗装専門店トラスト

こんにちは、長野市の外壁塗装・屋根塗装専門店のトラスト施工部Sです。 好評を頂いた鉄筋コンクリートを考えるシリーズ ~第3話:壁面のクラックと鉄筋の降伏・エポキシ樹脂圧入~ をお届けします。  これまで、コンクリート材料について確認したのち2つのRC構造のシステムについて話をしました。 今回はRC構造に生じたひび割れ“クラック”について考えてみたいと思います。  0.これまでのまとめ 第1話では、コンクリートの引っ張り強度は圧縮強度の大きさに対して1割あるか否かという程度しか存在しないことを取り上げました。 そこで鉄筋コンクリート構造(RC)では、コンクリートの引張り強度をゼロとして無視し、代わりに鉄筋(鋼材)が引張り強度を補っています。 これについて第2話では、RCの基本的な2つの構造と強度に関するつくりについて触れました。 大前提としてコンクリートは圧縮強度のみを評価し、鉄筋(鋼材)は主に引っ張り強度を評価して、RCは設計されています。  Ⅰ.ひび割れ(クラック)の発生 クラックの発生にはいくつかのパターンがあります。なかでも代表的な3つを紹介します。 1つ目はコンクリートの硬化する時や打ち継ぎ時に生じてしまうものです。特にコンクリートの打ち継ぎ不良によるクラックは“コールドジョイント”とよばれ、コンクリート工事やり直しの対象となります。そのため私たちの目にする事ができる建築物完成後の姿に現れていることはあり得ません。したがって詳しく追及はしません。 2つ目はコンクリート内部の化学反応によって生じるクラックです。コンクリート内部の鉄筋が腐食などによって膨張しクラックが生じてしまいます。これに関連したテーマについて次回第4話で取り上げたいとおもいます。 3つ目は建築物に物理的な力(外力)が働いてRC躯体に生じるクラックです。ではRCはどのような力によってひび割れが生じてしまうのでしょうか。 それは一言でいうと、引張り荷重 です。 しかしながらこの引張り荷重について考えると、実際のRC造の建築物においては、直接的に引っ張る力(外力)を受ける様な場合はまれです。 というのは多くの場合、建築物の自重や積載物の鉛直荷重・風圧力や地震力といった水平荷重などの外力(建築物が受ける力)によって、建築物の躯体には軸方向力・せん断力・曲げモーメントと呼ばれる反力(抵抗する力)が生じ、それら反力が躯体部材断面内で最終的に変化して圧縮荷重と引張り荷重として作用するのです。 これをまともにシュミレーションするのは大変なので、 ひび割れ(クラック)の方向と直行する方向に引張り荷重あり と考えましょう。 さて、これまでのRCの話を振り返ってみると、 鉄筋(鋼材)は主に引張り コンクリートは圧縮だけ でしたね。 この時、ひび割れ(クラック)によりコンクリートの連続性(一体化した状態)が無くなっているので、RC躯体のひび割れ(クラック)部分の引張り耐力は、完全に鉄筋へ一任されています。ここに、RCにおける鉄筋とコンクリートの耐力の役割分担(主に引張りと圧縮のみ)が見受けられます。 ではこの時、ひび割れ(クラック)部の鉄筋はどの様な状態なのでしょうか。  Ⅱ.鉄筋の弾性限度と降伏 [caption id="attachment_15092" align="aligncenter" width="637"] 鉄筋(鋼材)の応力度-ひずみ度関係グラフ[/caption] 鉄筋(鋼材)はコンクリートと比べるととてもしなやかに変形する事ができます。これを「(鋼材は)弾性に富む」といいますが、鋼材の弾性にも限界があり弾性限度といいます。第2話でも少し触れましたが、弾性域内では荷重と変形が比例関係にありフックの法則が成り立ちます。これを“ばね”に例えるとえると、荷重が働かなくなると伸び縮み(変形)は無くなり元の長さに戻ります。 一方、たとえ一度でも弾性域を過ぎてしまうと荷重が働かなくなっても変形が残ったままになってしまいます。これを「(鋼材が)降伏した」といい、このような降伏後の性質を弾性の対義語として塑性といいます。 どんなによく伸びる“ばね”でも、引っ張りすぎると伸びてしまいますし(塑性化)、それでもまだ足らんと更に引っ張ろうものなら、ばねは切れてしまいます(破断)。 このように鉄筋(鋼材)の状態を考える時、“鉄筋が降伏したか否か”が重要な要素となるわけです。 そして、ひび割れ(クラック)部の鉄筋の状態はというと・・・・・まず降伏していることはありません。なぜかと言うと、RCは大抵の場合の力(長期荷重)に対して鉄筋が降伏しないように弾性域内で設計しているからです。従ってクラックを顕微鏡レベルでモニターしてみると、載荷の状態によってひび割れ幅が変動する様子が観察出来るはずです。 では外力によって生じるRCのひび割れ(クラック)部分について、当該鉄筋はまず降伏していないとした上で、RCのひび割れは何が問題なのでしょうか?  Ⅲ.クラックの問題点 ~ 雨仕舞 ~ RCのひび割れ(クラック)一番の問題点は、ずばり、“雨仕舞”にあります。この言葉、雨仕舞(あまじまい)は建築業界外では聞きなれないものと思います。これは主に、雨水の侵入に対して抵抗する性能や仕組みの総称です。 RCはコンクリートによって一体化された構造ですが、局所的にひび割れが生じてしまうと、当該箇所は局所的に完全な一体性は失われてしまいます。これにより水密性と気密性を悪化させてしまう事が考えられます。 一概には言い切れませんが、今回のように弾性域内の想定では、気密性を著しく低下させるほどまでの大きなひび割れ幅が生じることは考え難いです。 しかし水密性は厄介です。もちろんひび割れ幅が大きいほど気体も液体もより多く侵入してしまうのですが、液体にはある性質が存在します。 毛細管現象です。表面張力によって引き起こされるこの現象のために、水密性に関してはむしろ微細なひび割れ幅ほど注意が必要です。 ひび割れ幅の大きさにもよるのですが、一目でわかるような大きなひび割れの場合は内外の圧力差で液体が運搬されているのに対して、微細なひび割れの場合は内外の圧力差による運搬に加えて、表面張力による毛細管現象でも液体が運搬されてしまいます。 壁面に現れたひび割れは目視によって確認できても、そのRC内部ではひび割れがどのように廻らされているかはわかりません。しかしひび割れが内部の埋設された鉄筋(鋼材)と干渉することは想像できます。 この壁面のクラックが雨水に打たれると、ひび割れ伝いに雨水や湿気が内部へ侵入して鉄筋が水分にさらされてしまいます。するとコンクリートによる鉄筋の防錆効果(第1話参照)が薄れてしまい最悪の場合、錆が生じることで鉄筋が膨張し、ひび割れを更に増大させてしまうことがあります。(第Ⅰ章の2つ目のクラック発生を誘発) (余談になりますが)2003年の法改正によって24時間換気設備の設置が義務化された今日、例えば第3種換気設備(自然吸気+強制排気=屋内負圧)が設置されている場合、水密性と気密性へ影響を与えるほどの負圧が生じているとは考え難いにせよ、そもそも一体化構造のため十分に気密性の高いRC造に生じたひび割れ部は、負圧による吸い上げ効果によってよりシビアな状況にさらされてしまいます。(従って第3種換気設備の場合は自然吸気口の目詰まりが致命的なので定期的な掃除と点検が必要不可欠です)  Ⅳ.RCに於けるクラック補修の意義 トラストではRCの外壁塗装工程前に念入りにクラック補修を行います。 [caption id="attachment_13645" align="alignnone" width="300"] エポキシ樹脂圧入[/caption] ひび割れを可能な限り内部の奥深くまでしっかりと塞ぐため、画像のように水を与えながら専用の器具を使ってを圧力挿入することで、RCのひび割れ(クラック)内部まで特殊な樹脂を充填させます。なぜ水を?と思ったことでしょう。それはこの樹脂が(セメントの水和反応のように)水分に反応して硬化するためです。また水に濡れる事で見逃しがちなひび割れ部の視認性を高める効果もあります。 このようにRCひび割れ部を、ひび割れが生じる前の気密・水密状態へ徹底して近づける事こそ、RCに於けるクラック補修の意義といえます。 まとめ 鉄筋が降伏しない程度の引張り荷重によって壁面に現れたRCのひび割れ(クラック)は、主に雨仕舞を悪化させることがわかりました。 そして専用の器具を用いて樹脂をひび割れ部へ充填させ、雨仕舞を回復させる補修の意義を確認しました。 鉄筋コンクリートはやはり奥が深いですね。 鉄筋コンクリートを考える ~第3話:壁面のクラックと鉄筋の降伏・エポキシ樹脂圧入~ をお届けしました。 ■□次回予告■□ 鉄筋コンクリートを考える ~第4話:RCの寿命とコンクリートの中性化~  乞うご期待!   ★トラストは長野市で気軽に相談ができる《外壁・屋根塗装ショールーム》を展開しております★  外壁塗装・屋根塗装・雨樋・雨漏り・サイディングなどでお困りの方はお気軽にどうぞ! 優良店・口コミ評判店目指して頑張ります(^^)   【外壁・屋根塗装専門店トラスト】についてはコチラ!   【お問い合わせフォーム】はコチラ!!   【よくある塗装に関するご質問】はこちらにまとめさせていただきました。 【よくあるご質問】はコチラ!!        

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豆知識トラストのこだわり

2020.01.14 更新

外壁塗装における研磨(ケレン)について|長野市、上田市 外壁塗装・屋根塗装専門店トラスト

長野県長野市、上田市のみなさん、こんにちは! 地域密着の外壁塗装・屋根塗装専門店トラストです!   今回は塗装の工程の一つ、研磨(ケレン)についてお話します。   みなさん、ケレンの必要性ってご存じでしょうか?   ケレンの作業内容を簡単に説明すると、、、   やすりや電動工具を使い、塗装面に傷をつけるのです。   これだけ聞くと「壊れちゃうんじゃないの?」「元に戻らなかったらどうするんだ」と思われるかもしれません。 ですが、それでいいのです!   そもそも深く傷をつけるのが目的ではありませんし、壊す程のこともしません! ケレンは、塗装面と塗料との密着を高めるために行う工程で、主に鉄部の塗装の場合に行います。 例えば、ケレンをしないで塗装をした場合、塗りたては綺麗に見えるかもしれませんが、塗料の持ちや近くから見ると塗ったところがサバサバした状態になってしまいます。 これでは機能性や美観が欠けています。 よってケレンは、あえて軽度の傷をつけることによって仕上がりがよくなるので機能性や美観に大きく関わっていることになります。 塗装後もケレンでついた傷は隠れるため、見た目的にも問題はありません。   良い塗料を使うのは良いことですが、それよりもまず下地処理をしっかり行うことが大事です。 塗装後は本当にケレンしたのか、素人目ではわかりにくいですが、 トラストでは施工管理の検査によってしっかりと各工程でチェックが行われています。 工程ごとに写真も撮ってますのでご安心ください。 10年、20年先も安心して住めるよう責任をもって工事をしていますので、安心して任せていただけたら嬉しいです。       トラストは外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。 長野県長野市、上田市地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。 地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。 ★トラストは長野市、上田市で気軽に相談ができる《外壁・屋根塗装ショールーム》を展開しております★  外壁塗装・屋根塗装・雨樋・雨漏り・サイディングなどでお困りの方はお気軽にどうぞ! 優良店・口コミ評判店目指して頑張ります(^^) 【外壁・屋根塗装専門店トラスト】についてはコチラ! 【よくある塗装に関するご質問】はこちらにまとめさせていただきました。 【よくあるご質問】はコチラ!!

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豆知識外壁塗装屋根塗装

2020.01.13 更新

内窓工事のメリットとは!|長野市 外壁塗装・屋根塗装専門店トラスト

  1月に入り、寒さがまた一段と厳しくなってまいりました。 そんなお家の中の寒さ対策として人気なリフォームが内窓です 今回は、「内窓取付工事」のメリットをご紹介します!!   その1:断熱性か高まり、家の中があったかポカポカに! その2:冬でも窓が冷えにくく、結露が減ってスッキリに! その3:日射熱をカットして、冷房効果アップで熱い夏でも過ごしやすい! その4:防音性アップで外からの騒音も気にならない! その5:目隠し効果をプラスして、人目を気にせず光を取り入れられる! その6:お好みのサッシ枠を選んで、お部屋の印象も明るく!   内窓をつけ、二重窓にすることで、これだけの快適効果をもたらしてくれます。 しかも、壁を壊したりすることなく、現状に枠を設置するだけなので最短60分の スピード取付が可能です。お施主様の負担がすくないことも人気な理由の1つです。 (※施工時間はサイズや収まりによって異なります。)   イメージ画像:LIXIL インプラスウッド(クリエダークR)   トラストでは内窓取付工事も承っております。もちろん塗装工事同様にお見積りは無料です。 寒さは春が来れば終わるからと我慢しがちですが、冬は繰り返し訪れるものです。 少しでもご興味がございましたら、この機にお問い合わせください。 今月も最後まで読んでくださり、ありがとうございました。   トラストでは長野市で気軽に相談ができる ★《外壁・屋根塗装ショールーム》を2店舗OPEN中です★  外壁塗装・屋根塗装・雨樋・雨漏り・サイディングなどでお困りの方はお気軽にどうぞ! 優良店・口コミ評判店目指して頑張ります(^^)   【外壁・屋根塗装専門店トラスト】についてはコチラ!   【お問い合わせフォーム】はコチラ!!   【よくある塗装に関するご質問】はこちらにまとめさせていただきました。 【よくあるご質問】はコチラ!!        

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豆知識その他工事

2019.12.13 更新

鉄網モルタル塗り外壁|長野市 外壁塗装・屋根塗装専門店トラスト

長野県長野市・上田市のみなさん、こんにちは! 地域密着の外壁塗装・屋根塗装専門店トラストです! 今回のブログを執筆させていただく湯本です!     今回は湿式工法のモルタル壁の外壁診断に行ってまいりました。   まずは、モルタル壁の湿式工法とは、湿らせて工事を行う工法です。 セメントと砂を水に混ぜ合わせたモルタルや、消石灰と砂を水で混ぜ合わせた 本漆喰等がよく見受けられます。 この工法は養生や乾燥時間をしっかりと守ることが大切です。   次に工法の種類です。 直張工法と通気工法の2種類があります。 構造用面材に直接施工するのが直張工法 胴縁により通気層を設け施工するのが通気工法です。 直張工法は通気層がないため躯体内に湿気がたまりやすいデメリットがあり 一方、通気胴縁により空気が通る隙間がある為、万が一外から雨水等が浸入しても 外部に排出でき、躯体内の柱など傷めないための雨水等の侵入防止もできます。 2000年以降は標準的にみられる工法です。   以上のことを基本としてどのように外壁を診断していくか考えていきます。 今回見分させていただきました外壁はコチラです。 まずは築年数と、外観から判断いたします。直張工法ですね。 築40年、雨押えと外壁の間に通気する隙間がありません。 (通気層があるかないかは土台水切りの隙間からなどからも判別する方法など様々な方法があります)   写真でもわかるとおもいますがひび割れが多いですね。 実はこのお宅は雨漏りも発生しておりました。 ひび割れから侵入した雨水は通気層から雨水等が逃げられないので 躯体内に雨水が侵入し雨漏れになったのも考えられます。 その他にも雨漏れ原因はありそうでした・・・   さて、どのようにメンテナンスをしていけばよいでしょう   外壁を張り替えるか、できる限りのリスクを取り除いて塗装するか 張替えによるメンテナンスの場合は大規模な工事になり費用も多くかかりますが 直張による不具合は解決できます。 塗装の場合、ひび割れは多く見受けられましたが膨れや剥がれといった症状はほぼ 見受けられませんでしたので、今回は費用面も考え 塗装でメンテナンスご提案することにいたしました。   塗装の場合気をつけることは、湿気が抜けやすい塗料の選定、ひび割れの補修方法など リスクをできる限り減らす方法が必要です。 よく考えてご提案しなくてはいけませんね。 次回、どのような提案をしたかをご説明いたします。   トラストは外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。 長野県長野市・上田市地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。 地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。 ★トラストは長野市で気軽に相談ができる《外壁・屋根塗装ショールーム》を展開しております★  外壁塗装・屋根塗装・雨樋・雨漏り・サイディングなどでお困りの方はお気軽にどうぞ! 優良店・口コミ評判店目指して頑張ります(^^) 【外壁・屋根塗装専門店トラスト】についてはコチラ! 【お問い合わせフォーム】はコチラ!! 【よくある塗装に関するご質問】はこちらにまとめさせていただきました。 【よくあるご質問】はコチラ!!      

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2019.12.10 更新

知っておきたい結露のお話!|長野市 外壁塗装・屋根塗装専門店トラスト

こんにちは、長野市の外壁塗装・屋根塗装専門店のトラスト矢澤であります。 今年2019年も残るところ、あと半月となってきました! 過ぎてみると1年、あっという間に感じます   さて今回のテーマは、冬になると多く発生する「結露」についてです! 皆さん、家の窓でよく目にする結露ですが、どうして起こるのか? 結露が原因でどんな心配があるのか? なんて考えたことございませんか?   まず結露とは、室内のお風呂、部屋干し、植栽などから発生する水蒸気 が逃げ場を失った場合に発生してしまいます。 特に冷たい外気の影響を受ける窓は、 室内との温度差によりガラスに水滴がつきやすいポイントです。 技術の発展により高い気密性や高断熱性が 優れた住宅になったことも、結露発生の大きな要因です。   この結露を放置しない方がいい理由が2つございます ・第一にカビ・ダニの発生により、人体の健康へ悪影響を及ぼす危険がある ・第二に住まいに使用されている建築材料を劣化させてしまう危険がある   お家が暖かく快適に暮らせている一方で上記のような問題が増えてきているんですね。 カビを発生させないため、こまめな換気や除湿器の活用が効果的です。 また家を長持ちさせるためには、やはり定期的な点検をおすすめいたします!   今月も読んでくださり、ありがとうございました。 それでは少しはやいですが、みなさま良いお年をお迎えくださいませ。   ★トラストは長野市で気軽に相談ができる《外壁・屋根塗装ショールーム》を2店舗展開しております★  外壁塗装・屋根塗装・雨樋・雨漏り・サイディングなどでお困りの方はお気軽にどうぞ! 優良店・口コミ評判店目指して頑張ります(^^)   【外壁・屋根塗装専門店トラスト】についてはコチラ!   【お問い合わせフォーム】はコチラ!!   【よくある塗装に関するご質問】はこちらにまとめさせていただきました。 【よくあるご質問】はコチラ!!  

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豆知識

2019.12.10 更新

トタン屋根は遮熱塗料!②|長野市 外壁塗装・屋根塗装専門店トラスト

こんにちは、長野市の外壁塗装・屋根塗装専門店のトラスト施工管理若杉です。 前回のブログに引き続き、遮熱塗料を実際塗っているところを紹介します。 弊社取り扱い塗料最高ランク「ビルドルーフサーモ」です。 2液、フッソ、無機有機ハイブリッド、遮熱の最高級塗料です。 遮熱塗料の下塗りは遮熱効果の高い白色です。 上塗り1回目です。おや? よく見ると透けてます。 「え~、大丈夫?ちゃんと塗れてるの?」 大丈夫です! 遮熱塗料は温度上昇を防ぐため「黒」の顔料を極力使わないようにしているそうです。 そのため透けて見える、大げさに言うと半透明のような材料なんです。 そうは言っても塗装の役割の半分は「美観」 透けたまま仕上げとはいきません。 上塗り2回目です。 透けもなくきれいに仕上がりました。   トタン屋根の塗替えは遮熱塗料がオススメです!       ★トラストは長野市で気軽に相談ができる《外壁・屋根塗装ショールーム》を展開しております★  外壁塗装・屋根塗装・雨樋・雨漏り・サイディングなどでお困りの方はお気軽にどうぞ! 優良店・口コミ評判店目指して頑張ります(^^)   【外壁・屋根塗装専門店トラスト】についてはコチラ!   【お問い合わせフォーム】はコチラ!!   【よくある塗装に関するご質問】はこちらにまとめさせていただきました。 【よくあるご質問】はコチラ!!        

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2019.12.08 更新

こんな所にも雨漏れの原因が・・・|長野市、上田市 外壁塗装・屋根塗装専門店トラスト

長野県長野市、上田市のみなさん、こんにちは! 地域密着の外壁塗装・屋根塗装専門店トラストです! 今回のブログを執筆させていただく湯本です!   前回に引き続き雨漏れについてです。 今回の雨漏れは屋根です。 屋根材はカラーGL(ガルバリウム鋼板) 屋根の葺き方は瓦棒葺きで下屋根(北1F屋根)からの雨漏りです。   この雨漏れの影響でサニタリールームの天井材に雨染みやカビなどが発生いたしました。   ここまで雨漏りの範囲が広いとかなりの量が侵入してきていると考えられます。 原因は2つ考えられました。   ①大屋根からの落雪により瓦棒のキャップ部分が凹み変形し、その隙間からの雨漏れ。   ②壁と屋根の取り合い部からの雨漏り この取り合い部は水上ですので まさかこんなところと思われると思いますが瓦棒葺きは傾斜が少ない屋根に 多く用いられますのでほぼ長時間に多くの雨が降ると雨押えと瓦棒の隙間から まれに雨水が入る可能性がございます。   目視調査、散水試験など行った結果、 今回は①が原因でしたのでキャップの交換で改修いたしました。   キャップ交換後、塗装で仕上げました。       今回は天井は既存の天井を撤去し、ジップトーンで張り替えをいたしました。石膏ボードを張ってクロスを張る改修工事もございますが。万が一雨漏れが再発した場合、ジップトーンは部分的に取り外し交換も可能なためジップトーンをおすすめさせていただきました。   因みに②が原因の場合は雨押えと屋根材の間に面戸を取り付ける事がございます。   雨漏れは原因を特定するのが困難な場合がございます。 家の構造や経験を重ね雨漏れの原因究明に努め、皆様のお役に 立てるよう日々がんばります!!!   長野市、上田市含め長野県は年間降水量では全国で1番低いですが、少量の雨でも雨漏りにつながることも多いです。 異変を感じたら早急にご相談ください!   ご不明な点は、弊社HPよりLINEでお友達登録をしていただきLINEでお気軽にお問い合わせが可能になりました。是非ご利用下さい。   トラストは外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。 長野県長野市、上田市地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。 地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。 ★トラストは長野市、上田市で気軽に相談ができる《外壁・屋根塗装ショールーム》を展開しております★  外壁塗装・屋根塗装・雨樋・雨漏り・サイディングなどでお困りの方はお気軽にどうぞ! 優良店・口コミ評判店目指して頑張ります(^^) 【外壁・屋根塗装専門店トラスト】についてはコチラ! 【お問い合わせフォーム】はコチラ!! 【よくある塗装に関するご質問】はこちらにまとめさせていただきました。 【よくあるご質問】はコチラ!!

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2019.12.06 更新

トタン屋根は遮熱塗料!①|長野市 外壁塗装・屋根塗装専門店トラスト

こんにちは、長野市の外壁塗装・屋根塗装専門店のトラスト施工管理若杉です。 皆さんは遮熱塗料をご存知でしょうか? 塗料には様々な種類があります。 下塗り材、上塗り材、水性、油性、1液、2液、シリコン、フッソ・・・ 呪文のようですね( ゚Д゚) その中でも今回は「遮熱」という付加機能のついた塗料についてお話しようと思います。   関西ペイント「アレスクール」 弊社オススメの遮熱塗料です。 とはいえ、現在様々なメーカーの遮熱塗料がありますのでお気軽にご相談くださいね。   さて、「遮熱」とは読んで字のごとく熱を遮断することです。 効果の特性としては 屋根>外壁 となり、特に金属系の屋根は効果が高くなります。 メリットとして ・建物の温度上昇を防ぐ→エコ、熱ダメージ減 簡単に言えばこんな感じです。 デメリットはあまりないのですが価格が少し高くなる点ででしょうか。 また、日射量の少ない地域ではオススメできません。   まとめると トタン屋根の塗替えは遮熱塗料がオススメです!   次回は、実際に塗ってるところをご紹介しますね。     ★トラストは長野市で気軽に相談ができる《外壁・屋根塗装ショールーム》を展開しております★  外壁塗装・屋根塗装・雨樋・雨漏り・サイディングなどでお困りの方はお気軽にどうぞ! 優良店・口コミ評判店目指して頑張ります(^^)   【外壁・屋根塗装専門店トラスト】についてはコチラ!   【お問い合わせフォーム】はコチラ!!   【よくある塗装に関するご質問】はこちらにまとめさせていただきました。 【よくあるご質問】はコチラ!!        

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代表取締役社長 濱口 祐樹

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まだまだ塗装業界はわかりづらく、買いにくい業者が多く、不安と感じられる方が多い状態です。

トラストは「わかりやすい!選びやすい!相談しやすい!」を目指し、自社職人・最長12年保証・専門ショールーム・お客様アンケートなど独自の取り組みを行っています。

トラストとは「信用・信頼」を意味し、お客様に喜んでいただくことが私たちの使命です。
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