外壁塗装の色選び【色褪せしにくい色ランキング】
長野県長野市、上田市のみなさん、こんにちは!
新築時は綺麗だったお家も年数が経ってくるとだんだんと色褪せてしまいます。
色褪せてしまうと見た目も悪くなり、古びた印象を受けてしまいます。
色褪せてしまった外壁は洗っても元に戻ることはない為、解決するには塗装をするしかありません。
ですが、ただ塗替えをすると言っても、なるべく色褪せをしないようにしたいですよね。
今回は外壁塗装における「色褪せしにくい色」「色褪せしやすい色」をお伝えいたします。
目次
色褪せる原因
なぜ外壁の色は、色褪せてしまうのでしょうか?
それにはきちんとした理由があります。
主な原因は、太陽の光に含まれる「紫外線」です。
紫外線が肌に悪影響を与えるのと同じように、塗料にもダメージを与えます。
長時間紫外線を浴び続けると、塗料の中にある「顔料(がんりょう)」が壊されてしまいます。
顔料とは、塗料の色を作っている成分のことです。
顔料は小さな粒子が結びついてできていますが、紫外線のエネルギーはとても強く、その結びつきを壊してしまうのです。
その結果、塗料の色が抜けてしまい、色褪せが起こります。
色褪せしやすい色
色によっても褪せやすい色、褪せにくい色があります。
一般的に褪せやすいと言われている色は、原色系などの彩度の高い色です。
紫外線を吸収しやすい為、他の色よりも色褪せが早いと言われています。
1位:赤
2位:黄
3位:紫
1位:赤
太陽光は、さまざまな色の光が重なってできています。
たとえば「赤く見えるもの」は、赤以外の光を吸収し、赤い光だけを反射しています。
この反射された光を私たちの目が捉えることで、「赤色」として認識されるのです。
実は、色によって持っているエネルギーは異なります。
見える光の中では「紫色」がもっとも高いエネルギーを持ち、「赤色」はもっとも低いエネルギーです。
そして、色褪せの原因となる「紫外線」は、可視光線よりもさらに強いエネルギーを持っています。
赤色の物体は、紫外線を含む「赤以外の光」を多く吸収するうえに、赤色を構成する化合物は結合が弱いものが多いのが特徴です。
そのため、赤色は他の色と比べて色褪せしやすいと言われています。
実際、赤が印象的な東京タワーも、5年に1回の頻度で塗り替えが行われているそうです。
2位:黄色
黄色も、実は色褪せしやすい色のひとつです。
赤色と同じように、黄色の顔料に含まれる「窒素元素の結合部分」が、紫外線の影響で壊れやすいという特徴があります。
紫外線を長く浴び続けることで、これらの結合が切断され、色が徐々に薄れていってしまいます。
とはいえ、すべての黄色が同じように色褪せしやすいわけではありません。
たとえば「黄土色(おうどいろ)」のように、ややくすんだ落ち着いた色味は、色あせに強い傾向があります。
これは、黄土色に使われる顔料が紫外線に対して比較的安定しているためです。
そのため、黄土色は「色持ちが良い色」として、外壁の塗り替えの際にもよく選ばれています。
3位:紫
紫も、色褪せしやすい色のひとつとされています。
とくに「赤みの強い紫」は、紫外線の影響を受けやすく、色あせの進行が早い傾向があります。
これは、赤系の顔料と同様に、紫の顔料にも結合が壊れやすい成分が含まれているためです。
また、紫は色味が濃く印象が強いため、景観条例などにより使用が制限されるケースもあります。
そのため、外壁の塗り替えで紫をメインカラーとして選ぶ方は少なく、アクセントカラーやワンポイントとして使われることが多い色です。
色褪せしにくい色
逆に色褪せしにくい色もあります。塗替えの際には参考にしてください。
1位:白
2位:黒
3位:青
白
色:25-85B(日塗工)
白は紫外線を吸収しにくい(反射しやすい)性質であるため、紫外線のダメージを受けにくいです。
また、白色自体色褪せても分かりにくい為、塗替えや新築時にもよく選ばれる色になります。
どの色とも組み合わせがしやすいのも人気の一つですね。
色褪せはしにくいですが、汚れは目立つ色ですので環境によっては適さない場合もあります。
黒
色:PX-707(プレマテックス)
黒も白に次いで色褪せがしにくい色と言われています。
黒の顔料は他の色に比べ、着色力が高く、原子の結びつきが紫外線に分解されにくい性質を持っています。
艶があるうちは色褪せはしにくいですが、艶がなくなってくると色褪せたように感じることはあります。
青
色:75-20L(日塗工)
青は、黒と同じく色褪せしにくい色とされています。
これは、青に使われる顔料の結合が比較的強く、紫外線によって壊れにくいためです。
また、青は原色のひとつではありますが、光をよく反射する性質があるため、紫外線の影響を受けにくいという特徴もあります。
このような理由から、外壁塗装でも青は色持ちが良い色として人気があります。
色持ちを保つためには
上記であげた色褪せしやすい色でも耐久性の高い塗料を使えば色持ちを保つことができます。
現在最も耐久性に優れている無機フッ素ハイブリッド塗料なら20年以上の耐候性があります。
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色選びのポイント
施工事例を参考にする
色見本帳だけで決めてしまうと、見本が小さいので実際に塗装してみたら「イメージと違う…」と失敗してしまう事があります。
塗装したい色の実際の施工事例をみて、イメージを持ちましょう。インターネットでも「22-80H 外壁塗装」など、色番号で検索すると沢山の施工事例が出てきますので参考にすると良いでしょう。
トラストの豊富な施工事例はコチラから
カラーシミュレーションをしてみる
塗装してみたい色が見つかったらカラーシミュレーションをしてみましょう。
ご自宅の画像を使って簡単にシミュレーションができます。ツートンやアクセント色を入れたいときもカラーシミュレーションを使うとイメージもつき、失敗を避けれるでしょう。
ただ注意点として
「モニターによって色味が変わる」「艶のシミュレーションはできない」など注意が必要ですので、カラーシミュレーションのみで判断はしないようにしましょう。
あくまでも、塗り替えた際のイメージとして参考にしましょう。
カラーシミュレーションの活用事例はコチラから
デザインを変えてみる
せっかくの塗替えですので、思い切ってデザインを変えてみるのもいいでしょう。
塗料によって限定される場合もありますが、塗装で使える色は何百色もあり、
施工する塗装屋に言えば、基本的にどんな色でも塗装してくれます。
上下でツートンカラーにしたり、玄関だけ色を変えたり、部分的にサイディングを貼るのもお洒落です。
ツートンカラー
黒×白
白×茶
ワンポイントアクセント
黒ベースに白のライン
付帯部がピンクのお洒落なアクセント
部分的なサイディングでのアクセント
まとめ
いかがでしたでしょうか、一番色褪せしにくい色は白色です。
白だけだとつまらないという方はツートンにしたり、部分的にアクセント色を入れるのもオススメです。
また色選び以外でも塗料選びによって色持ちをよくすることもできるので、塗料選びにもこだわってみましょう。
外壁塗装は10~15年サイクルですので、長い間色を変えることができません。
カラーシミュレーションなども使い、後悔しない色選びをしましょう。
弊社ショールームには500枚を超える実際の塗り板見本もございます。
色選びの際も是非ショールームをご活用ください。
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