新築時のデザインそのまま!クリア塗装でツヤを復活させる秘訣と注意点
外壁や屋根の塗装には、単色塗りやツートンカラー、多彩模様など様々な選択肢があります。
しかし、「今のサイディングの柄が気に入っているから、塗りつぶしたくない」という方も多いのではないでしょうか?
今回は、そんな方にこそ知っていただきたい、外壁の柄をそのまま活かせる「クリア塗装」について、その特徴や成功させるためのポイントをご紹介します。
✅クリア塗装ができる家・できない家
✅クリア塗装ができる条件(劣化状態など)
✅クリア塗装ができない場合にオススメの”ダブルトーン塗装”
長野県長野市、上田市、佐久市のみなさん、こんにちは!
目次
クリア塗装とは?新築時の美しさを守る選択肢

クリア塗装とは、顔料を含まない透明な塗料で外壁をコーティングする塗装方法です。 主に、現在の住宅で最も多く使われている「窯業系(ようぎょうけい)サイディング」の塗り替えで使用されます。
通常の塗装(塗りつぶし)を行うと、どうしても外壁の持つ細かい模様やデザインが見えなくなってしまいます。
しかし、クリア塗装であれば、お気に入りのデザインや色合いをそのままに、表面を保護してツヤを復活させることが可能です。
※豆知識 コンクリートやモルタル用の撥水剤などもありますが、一般的に外壁塗装における「クリア塗装」とは、サイディングボードの柄を活かす塗装を指します。
クリア塗装の成功条件!「塗れる家」と「塗れない家」

非常に魅力的なクリア塗装ですが、実はどの家でもできるわけではありません。 透明な塗料であるため、下地の状態がそのまま仕上がりに影響してしまうからです。
成功させるためには、以下の条件をクリアしている必要があります。
クリア塗装ができる主な条件
- チョーキング(白亜化)が発生していない 壁を指で触ったときに、白い粉がつかない状態であること。
- 大きな劣化がない 目立つひび割れ(クラック)や、既存の塗膜の剥がれがないこと。
- 色あせが少なく、模様が綺麗に残っている
注意すべきポイント

特に注意が必要なのは「チョーキング現象」です。粉が吹いている状態で無理にクリア塗装をすると、塗料が壁にうまく密着せず、施工後に剥がれてしまう「密着不良」の原因になります。また、ひび割れ補修の跡なども透明な塗料では隠せないため、美観を損ねてしまいます。
そのため、クリア塗装を希望される場合は、劣化が始まる前(築7年~10年程度)の早めの段階で検討することが何よりも重要です。
クリア塗装の施工事例
クリア×単色

全面クリア塗装

デザインを諦めない!クリア塗装が難しい場合の「ダブルトーン」

「点検してもらったら、劣化が進んでいてクリア塗装は難しいと言われた…」 「でも、今のデザインのような立体感は残したい」
そんな方に推奨される代替案が「ダブルトーン仕上げ」です。 これは、サイディングの凹凸(おうとつ)を活かし、ベースの色と表面の色を塗り分ける工法です。
手間がかかるため通常の塗装より費用は上がりますが、のっぺりとした単色塗りにならず、元の柄に近い高級感のある仕上がりを実現できます。
まとめ:クリア塗装は「タイミング」が命!

外壁のクリア塗装を成功させる最大の秘訣は、「外壁が傷む前に塗る」、これに尽きます。 早めのメンテナンスこそが、お気に入りの外壁デザインを長く楽しむための一番の近道です。
- 「うちの壁はまだクリア塗装ができるかな?」
- 「今のデザインを活かす方法を提案してほしい」
このようにお考えの方は、ぜひお気軽にトラストまでお問い合わせください。プロの目で外壁の状態をしっかり診断させていただきます。
長野県北信・東信地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。
地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。
これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。
★トラストは長野市、上田市、佐久市で気軽に相談ができる《外壁・屋根塗装ショールーム》を展開しております★
外壁塗装・屋根塗装・雨樋・雨漏り・サイディングなどでお困りの方はお気軽にどうぞ!
優良店・口コミ評判店目指して頑張ります(^^)
ブログ執筆者

株式会社トラスト 代表取締役社長
濱口 祐樹
所有資格:
- 外壁診断士
- 2級ファイナンシャルプランナー
























