現地調査の大切さ。|長野市 外壁塗装・屋根塗装専門店トラスト
こんにちは。株式会社トラストの船田です。今日は普段お客様へ見積書を提出させていただくための第1段階である現地調査の大切さについてお伝えしたいと思います。 私たちは現地調査を行う際には普段登らない屋根の上や、下からは見えないベランダの中など出来る限り近くで確認するようにしています。 それは建物の現状をなるべく正確に把握し、適切なメンテナンスのご提案をするためです。 先日施工させていただいたお客様の例をご紹介します。 初めて現地調査で伺った際にベランダの中を拝見させていただきました。
床面のひび割れは目視ですぐ確認が出来ました。
内側のある部分は見ただけでは特に汚れの付着程度で問題なさそうなのですが、防水層を触って確認すると防水層の浮きが確認できます。 実際に施工する際に防水層を撤去してみると
長時間水が浸入したため木材が腐朽してしまっています。 悪くなった木材は撤去し、水が入っていた開口部周囲をコーキングで補修し、再度FRP防水を行いました。 今回の場合、事前の現地調査で防水層の下地の不具合に気付いてましたので見積書にベランダ床の改修を盛り込みました。 しかし、現地調査でベランダにも入ることなく、屋根にも上らず行っていた場合には今回の不具合には気づくことが出来ません。その場合は工事着工後に発覚し思わぬ追加費用がかかってしまったり、気づかずに劣化部がそのまま放置されてしまう恐れがあります。 塗装工事は建物にとっては大規模な改修工事になります。建物全体を正確に把握し、正確な修繕を行う必要があります。 工事着工時に問題が見つかると費用や工期などでお客様にご迷惑をおかけしますので、そうならないように現地調査は入念に行う必要があります。 お問い合わせの際に外から見て見積もりが欲しいと言われることもあるのですが、弊社では現地調査で屋根に上ったりもするため出来る限り在宅いただくようお願いしています。 おきになることがありましたらお気軽にお問い合わせください。
船田