屋根塗装で絶対に外せない!下地処理(ケレン)と下塗りの重要性
こんにちは!
今回は屋根塗装における下地処理(ケレン)と下塗りについて、実際の現場事例をもとにお話しします。
すでにこのブログでも何度もお伝えしていますが、塗装は「ただ塗ればいい」というものではありません。
下地処理や下塗りを軽視してしまうと、仕上がりは一見きれいでも数年以内に剥がれや不具合が発生する可能性が高くなります。
長野県長野市、上田市、佐久市のみなさん、こんにちは!
目次
長野市の現場で屋根塗装の劣化を確認
今回は、過去に外壁塗装をお任せいただいた長野市のお客様宅にて、屋根の現地調査を行いました。
お客様によると、屋根塗装は過去に2回行われているとのこと。しかし、実際に屋根に上がって確認すると…
見た目以上に深刻な劣化が起きていました。
特に気になったのは、塗膜の剥がれ方です。おそらく過去の施工で、塗料を薄めすぎたうえに1回塗り程度で終わらせていた可能性があります。
その結果、塗膜の厚みが足りず、密着性も不十分。
そこでガムテープ試験を行ってみると…
ごっそり剥がれてしまいました…!
原因は「下地処理不足」と「下塗り材の不適合」
複数の検査方法で調査したところ、どの箇所も同様に塗膜が浮いている状態。
このままでは、どんなに上塗りしても短期間で剥がれが起きてしまいます。
最終的に導き出した結論は、以下の2点が原因です。
■ 原因① 下地処理(ケレン=研磨)の不足
塗装前にサビや旧塗膜をしっかり落とさなければ、塗料が密着せず浮いてしまいます。
■ 原因② 下塗り材の不適合、または塗布されていない
適切な下塗り材を使用しないと、上塗りが定着しません。今回の現場では、下塗り自体がされていない可能性が高いと判断されました。
結果的に「全面剥離」が必要に
今回の屋根は全面的に旧塗膜を剥がす作業(全面剥離)が必要となりました。
建物が大きいため、通常よりも数十万円の追加費用が発生してしまいます。
しかし、それを避けて無理に塗装を行えば、1〜2年以内に再び剥がれが始まり、毎年修繕が必要になる悪循環に陥ります。
屋根塗装は「施工力」で決まる
屋根塗装を甘く見ている業者も多いですが、私たちは決して甘くない作業だと考えています。
見た目がキレイに仕上がっても、数年後に再施工が必要になるようでは意味がありません。
「おかしな施工をするくらいなら、まだ錆びていた方がマシ」と思ったことも何度もあります。
屋根塗装は、施工技術・知識・経験が問われる仕事です。
価格だけではなく、「どんな施工をする業者なのか」をしっかりと見極めていただきたいと思います。
まとめ
屋根塗装の成功は、「下地処理」と「下塗り」の質にかかっています。
今回のように、見えない部分で手抜きをされていた場合、将来的に大きな出費を伴うことになります。
トラストでは、一件一件の現場に丁寧に向き合い、正しい工程で長持ちする塗装を心がけています。
「今の屋根、どうなってる?」と少しでも不安を感じている方は、どうぞお気軽にご相談ください!
トラストは外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
長野県北信・東信地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。
地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。
これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。
★トラストは長野市、上田市、佐久市で気軽に相談ができる《外壁・屋根塗装ショールーム》を展開しております★
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優良店・口コミ評判店目指して頑張ります(^^)
ブログ執筆者

株式会社トラスト 代表取締役社長
濱口 祐樹
所有資格:
- 外壁診断士
- 2級ファイナンシャルプランナー