長野で発生しやすい屋根の雨漏り原因。瓦の欠損は放置しないで！
「家の角のほうから雨漏りしているかもしれない」というご連絡をいただき、すぐに点検に伺いました。
梅雨の時期はもちろん、雪解けやゲリラ豪雨が増える昨今、屋根の雨漏りに関するご相談は非常に増えています。
今回は、実際に長野市内で確認された「瓦の欠損による雨漏り事例」と、私たちトラストが行った具体的な補修方法について解説します。
長野県長野市、上田市、佐久市のみなさん、こんにちは！
目次
点検で判明した雨漏りの原因は「瓦の欠損」
現場で屋根に上がらせていただいたところ、今回の雨漏りの原因は瓦の一部が抜け落ちてしまっていることでした。
写真1枚目のように、広範囲にわたって大きく欠損している部分は、もちろん早急に直さなければならない雨漏りの原因となります。
しかし、今回の主な雨漏り箇所は、実は写真2枚目の「雨押え（あまおさえ）」と呼ばれる、屋根と壁の取り合い部分（境目）の瓦のズレからでした。
このように、雨漏りは必ずしも大きな穴や目立つ欠損から起こるわけではありません。わずかなズレやひび割れが、長期間の雨や毛細管現象によって建物内部へ水を導いてしまいます。
なぜ瓦が抜け落ちたり、ズレてしまうのか？
屋根の瓦がズレたりかけてしまう原因には、長野県の気候も大きく関係しています。
風災(強風・突風)
台風や局地的な突風により、瓦が浮き上がったり固定されている釘が緩んだりして、瓦が落下・欠損することがあります。
地震による揺れ
長野県は地震の多い地域でもあります。小さな揺れでも積み重なることで瓦の固定が徐々に緩み、ズレや抜け落ちてしまいます。
凍害・積雪による負荷
瓦の欠けた部分に水分が入り込むと、凍結・膨張を繰り返し凍害を引き起こし、瓦がさらに割れることがあります。
積雪による重みも屋根全体に大きな負荷を与えます。
瓦の修繕・雨漏れを止めるための具体的な方法
今回は、取れかかっていた瓦と欠損した瓦を修理し、雨漏りを根本から解消しました。
- 瓦の調整と復旧: まず、ズレていた瓦を元の位置にしっかりと整えます。
- コーキングによる固定と防水処理: 瓦のズレや落下を防ぐため、専用のコーキング材を使用して固定します。特に雨水が侵入しやすい雨押えの隙間には、入念に防水処理を施します。
- 新しい瓦への交換（必要な場合）: 大きく欠損して再利用できない瓦は、新しい瓦に交換し、しっかりと固定し直します。
さいごに
施主様に屋根の上の写真を見ていただいた際、「こんなことになっていたなんて！」と大変驚かれていました。
屋根の上は非常に危険であり、お客様ご自身で定期的に乗って確認することは不可能です。
だからこそ、私たち地域密着の専門業者が責任をもって、お客様の代わりに屋根の健康状態をチェックする義務があると考えています。
「梅雨のたびに雨漏りが心配」「屋根の上がどうなっているか不安」という方は、ぜひ長野の屋根を知り尽くしたトラストにご相談ください。雨漏り調査はもちろん、最適な補修プランをご提案させていただきます。
トラストは外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
長野県北信・東信地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。
地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。
これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。
★トラストは長野市、上田市、佐久市で気軽に相談ができる《外壁・屋根塗装ショールーム》を展開しております★
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