外壁材の種類
2025.06.19 (Thu) 更新
長野県長野市、上田市、佐久市のみなさん、こんにちは!
皆さんのお家の外壁は何ですか?素材や性能もそれぞれです。どんなメリット、デメリットがあるか確認してみてください。
・窯業系サイディング
窯業系サイディングはコスト・機能性・デザイン性など、他の外壁材と比較しても総合的に優れていて、色柄も豊富、施工も比較的容易なのが特徴です。
さらにコストパフォーマンスにも優れているため、バランスの良い外壁材であると言えるでしょう。
また、工場で生産されるため職人の技術力に左右されず、施工品質にばらつきが出にくいこともメリットです。窯業系サイディングはデザインや色柄が豊富で、なおかつ価格もお手頃なことが魅力です。
窯業系サイディングは太陽の熱をため込みやすく、夏場に家の中が暑くなりやすいことがデメリットです。
また、窯業系サイディングには防水機能がないため、表面を塗装することで防水機能をもたせています。しかし、塗装した塗膜が劣化してしまうと、暑さや寒さに対応ができず、変形やひび割れなどの劣化症状が起きてしまいます。
・金属系サイディング
金属系サイディングは耐久性が高いことや断熱性に優れていること、軽量で耐震性に優れることなどがメリットです。
とくに断熱性は窯業系サイディングの5倍とされており、寒冷地に住む方などは大きな恩恵を受けられる外壁材になります。
またほかのサイディング材よりも容易にメンテナンスが行えるため、長期的なコストはほかの外壁材よりも安く済むことも少なくありません。
衝撃によって凹みやすいことや傷がつきやすいことや、価格が割高であることはデメリットです。
衝撃を受けると簡単に傷がついてしまうため、定期的な点検は必要不可欠です。
また、導入する際の価格も窯業系サイディングなどの外壁材よりも割高になります。現時点でのコストを抑えたい人には不向きといえるでしょう。
・樹脂系サイディング
耐久性や耐候性に優れており、寒さや酸性雨にも強く、ひび割れしにくいのがメリットです。
また、表面塗装ではなく顔料が練り込んであるため基本的に再塗装は不要といわれています。
またオープンジョイント工法を採用し、サイディングの短所になる継ぎ目のコーキングも不要となるため、メンテナンス性も非常に高いのもメリットです。
樹脂系サイディングは耐火性能がなく、単色でカラーバリエーションが少ないのが国内で普及しない理由だといわれています。
外観の選択肢が限られてしまうため、自分の希望するデザインがないことがしばしばです。さらに対応できる施工業者も少ないことから、対応までに時間がかかることもネックとされています。
・木質系サイディング
木質系サイディングは断熱性に優れることがメリットとして挙げられます。
木材の特性である断熱性と調湿性を備えているため、夏は涼しく、冬は暖かい環境を作りやすくなります。
木のぬくもりを感じながら、光熱費の節約も考えたい人はおすすめといえます。
木質系サイディングは水に弱く腐食がしやすいのが特徴です。そのため、ほかの外壁材よりもメンテナンス頻度は上がり、その分のコストもかかってしまいます。
さらに対応できる業者が少ないことから、メンテナンス費も割高になってしまうケースが少なくありません。
・モルタル
モルタルは窯業系サイディングなどとは異なり、デザインを自由に作成することが可能です。
波模様をつけたり、型をくりぬいたりと多彩な演出ができるのは、ほかの外壁材ではできない唯一無二のメリットといえます。
市販の外壁材では生み出せない、オリジナリティのある外観にしたい人はおすすめです。
デザインの自由度が高いモルタルですが、完成の品質は職人の実力に左右されます。そのため、経験豊富な職人に施工してもらう必要があります。
さらにモルタルには防水機能がないため、塗装が必要不可欠です。防水機能をもたないため、長年利用しているとほぼ確実に「ひび割れ」が発生するといっても過言ではありません。
ひび割れが広がってしまうと、雨水が浸入し構造部分の腐食や雨漏りを引き起こす危険性があるため、補修が必須となります。
・タイル
タイルの最大のメリットは、耐久性に優れている点です。
タイルは非常に硬くて傷や摩耗がつきにくく、紫外線による変色や褪色といった経年劣化もほとんどないことに加え、ほとんど吸水しないので、汚れにくく、雨の影響を受けにくい素材であることが理由になります。
タイルは「深目地」というのが大きなデメリットです。
深目地とは、タイルのつなぎ目を深く沈ませてから施工する工法のことです。深目地で施工することで、凹凸が強調されるデザインになるなどのメリットがあります。
しかし深目地の特徴上、雨水が滞留しやすく外壁下地にまで湿気が帯びてしまうため、劣化が早くなってしまうのが難点です。
タイルで最も注意してほしいのは「浮き」や「剥がれ」です。
これは、施工不良や継ぎ目、コーキングの劣化が原因で、タイルの裏側に水が侵入してしまうため「浮き」や「剥がれ」が発生する可能性もあります。
・ALC
ALCのメリットは断熱性・耐火性に優れていたり、非常に軽い素材のため耐震性に優れていることです。
ALCの内部には気泡が多く含まれているため、空気の層ができやすく熱の伝わりを抑制でき、室温を一定に保つことにつながります。
さらに非常に軽いことで建物に与える負担も少なくなり、耐震性も申し分ありません。
ALCは多孔構造なので、防水性はほとんどありません。ひび割れなどが発生しやすい素材のため、防水性を高める塗装が必要です。
また、ALCにはパネルのつなぎ目があるので、コーキングが劣化してしまうと防水性が低下して、雨漏りの原因になります。
皆さんどうでしたか?
外壁も種類によりデザインや性能が違いが大きく出ます。メンテナンスも必要ですので是非チェックしてみてください。
トラストは外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
長野県北信・東信地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。
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