【千曲市・工場屋根の塗装事例】遮熱塗料アレスクール 錆びた折板屋根を長野の気候から守る工程を解説
今回は、千曲市内のお客様よりご依頼いただいた工場屋根の塗装工事について、具体的な施工の流れと、私たちがこだわったポイントを詳しく解説させていただきます。
特に、夏場の工場内の温度上昇にお悩みだったため、遮熱塗料「アレスクール」を使用し、建物の耐久性向上と省エネ効果の両立を図りました。
長野県千曲市のみなさん、こんにちは!
<h2工場屋根の劣化状況と今回の施工ポイント
今回施工させていただいたのは、工場でよく見られる折板(せっぱん)屋根です。
屋根全体にサビが発生しており、このまま放置すると腐食が進み、雨漏りにつながる危険性がありました。
千曲市の厳しい寒暖差や積雪から建物を守るため、以下の3点に重点を置いて施工を行いました。
- 徹底的なサビ落とし(ケレン): 塗料の密着性を最大化し、耐久性を確保する。
- 高性能なサビ止め(下塗り): 遮熱効果を最大限に引き出すための白色系サビ止めを採用する。
- 遮熱塗料「アレスクール」の採用: 夏場の室温上昇を抑え、空調コスト削減に貢献する。
目次
施工の流れ:錆びた屋根を蘇らせる5つのステップ
1. ケレン(下地調整)


【目的】 塗膜の浮き、古いサビ、コケ、汚れを完全に除去し、塗料がしっかりと食いつくための下地を作ります。
【詳細】 今回はグラインダーやワイヤーブラシといった専門の道具を使い、既存の塗膜やサビを根こそぎ削り落としました。
このケレン作業を丁寧に行うか否かで、塗装の寿命が大きく変わります。
2. 高圧洗浄


【目的】 ケレン作業で浮き上がった粉塵や、表面に付着したチョーキング(白亜化)の粉を洗い流します。
【詳細】 トルネードノズルで屋根表面の頑固な汚れとチョーキングをきっちり落とした後、ストレートノズルで残った汚れを洗い流し、乾燥させます。
3. 下塗り(サビ止め・密着強化)


【目的】 母材(鉄板)をサビから守り、次に塗る上塗り材(アレスクール)との密着力を高めます。
【使用材料】
- 既存の屋根部分: 1液型サビ止め塗料「ザウルス」
- 新規の屋根部分: 2液型エポキシ樹脂塗料「エポマリン」
今回は遮熱塗料を塗るため、太陽光の反射率が高い白色のサビ止めを使用しました。遮熱塗料の効果を最大限に発揮させるための、プロのこだわりです。
4. 上塗り 1回目・2回目


【目的】 遮熱性能と耐久性を付与し、美しい仕上がりを実現します。
【使用材料】 遮熱塗料「アレスクール」
塗料メーカーが定める規定の塗布量を守り、ムラなく均一に合計2回塗布します。これが、塗料本来の性能(遮熱・耐久性)を発揮させるための絶対条件です。
仕上がりとお客様への効果


屋根全体が鮮やかに蘇り、非常にきれいな仕上がりとなりました。
今回の遮熱塗装により、夏場の太陽光を効果的に反射し、工場内部の温度上昇が抑えられます。表面温度で20度近く温度が下がるでしょう。
千曲市の工場様の作業環境改善と電気代の削減に貢献できることを嬉しく思います。
トラストは長野県地域密着で、戸建て住宅だけでなく、工場・倉庫の専門的な修繕工事にも多数の実績がございます。
工場の屋根のサビや暑さでお困りでしたら、長野の気候特性を踏まえた最適なプランをご提案いたします。お気軽にトラストにご相談ください。
トラストは外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
長野県長野市、上田市地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。
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ブログ執筆者

株式会社トラスト 施工部施工課課長
清水拓海
所有資格:
- 1級塗装技能士























