スレート屋根 誤ったコーキング補修が原因で雨漏り
2023.12.16 (Sat) 更新
長野県長野市、上田市のみなさん、こんにちは!
先日、「雨漏りしているの…。」と、
稲葉本店ショールームにお客様がいらっしゃいました。
会社から近いご自宅でしたので、さっそく調査に伺わせていただきました。
室内の雨漏り箇所を見させていただくと、天井にびっくりするほど大きな雨のシミが広がっておりました。
雨漏りというのは屋根の表面を見ても非常に原因の特定が難しい劣化なのですが、
このご自宅は屋根を見ればすぐに原因がつかめるのではないか、と思ってしまうほどの大規模な雨漏りでした。
穴があいていたり屋根材が割れていたりするのでは?!と思考えを巡らせながら登らせていただきました。
屋根の状態を見させていただくと、築年数がそれなりに経過しているスレート屋根で、
塗装による防水機能を持たせてあげた方がよい状態でした。
が、屋根にはルーフィングという防水シートが敷いてありますので、
屋根はそう簡単には雨漏りしないような造りになっております。
パッと見た感じではスレート材の割れや欠損などが見受けられず、
おかしいなぁ…?と思っていたのですが、室内で見た雨漏りの場所に
該当する位置の屋根を見たときに、一瞬で原因がつかめました。
スレート材の下部にコーキング補修がなされていたのです!!
雨水や雪解け水は、スレート屋根が吸い込んで屋根の内部に入ってしまうことがあります。
ですが、防水シートがあるおかげで屋根から下地まで水が到達することなく
屋根材の隙間から水が抜けるような仕組みになっております。
しかしこのお家の屋根は、屋根の中に入ってしまって隙間から抜けるはずだった水が、隙間をコーキングで埋めてしまってあることで外に出られない状況になっています。
屋根の中でプール状態となりとどまっている水は、防水シートのおかげですぐに下地や室内に出てきてしまうわけではないですが、
防水シートも長時間水にあたっていると劣化してしまいます。
このご自宅は、何年も前に業者の人に補修してもらったとおっしゃっておりましたので、
何年もの間、屋根の中の水が外に出ることができず防水シートが水にあたってしまい、
とうとう室内に雨漏りとして症状が出てきてしまったということです。
ひび割れなど表面をコーキングで補修することは問題ないのですが、
水が抜ける下側はコーキングでふさいでしまうことは避けた方がよろしいと思います。
<まとめ>
スレート屋根に限らず、屋根や外壁の造りとして、下側は水の抜け道をつくっておく必要があります。
もしご自身で屋根や外壁の補修をご検討されている場合は、水が中にたまってしまわないよう
施工する必要があります。
補修にご不安がある際は、些細なことでもご連絡いただければご相談に乗らせていただきます。
弊社で施工することも可能ですし、施工の注意点などをお伝えすることもできますので
まずはお気軽にご相談いただければと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!
トラストは外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
長野県長野市、上田市地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。
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ブログ執筆者

株式会社トラスト 営業部
堀内洋佑
所有資格:
- 外装劣化診断士