鋼板屋根の塗装、初回と2回目以降で何が違う?プロが教える本当に大切な下地処理と判断基準
長野県長野市、上田市のみなさん、こんにちは!
目次
鋼板屋根の塗装、初回と2回目以降で違いが出るポイントとは?
鋼板屋根の塗装においては、
「初めての塗り替え」か「2回目以降の塗り替え」かで、使用する下塗り材(サビ止め)の種類が異なります。
初めての塗り替えの場合
初回の塗り替えでは、今後の塗り替えを見据えて、密着性に優れた下塗り材を選ぶのがベストです。
そのため、通常のサビ止めよりも密着力の高い
**「2液形強溶剤エポキシさび止め」**を使用することをおすすめします。
これにより、次回以降のメンテナンス時にも塗装がしやすくなり、長持ちする屋根になります。
初めての塗り替えの場合・・・
2回目以降の塗り替えに耐えられるように、通常のサビ止めよりも密着性の高い「2液形強溶剤エポキシさび止め」を使用するのがベストです。
2回目以降の塗り替えの場合
ここで重要になるのが、「そもそも塗装できる状態かどうか」という判断です。
塗料メーカーが推奨する下地処理をしっかりと行っていれば、2回、3回と塗り替えは可能です。
しかし、場合によっては「塗れない」と判断せざるを得ないこともあります。
なぜ「塗れない屋根」があるのか?
新築時にしっかり施工された鋼板屋根は、30〜60年持つポテンシャルを持っています。
ですが、適切なメンテナンスがされていなかったり、過去の塗装に不備があると、本来塗れるはずの屋根が塗れない状態になってしまうのです。
❌ 「塗れない状態」になる主な原因
サビの進行
塗装の及ばない部分からサビが進行し、塗ってもすぐにサビが浮き出てしまう。
サビによる腐食が激しく、屋根材自体が劣化している。
塗膜の不具合
古い塗膜と屋根材との密着が悪く、すぐに剥がれてしまう。
過去の塗装で、塗料を厚く塗りすぎたために下地との密着が損なわれている。
✅ 上記の原因に関係する過去の施工不備
ケレン処理(下地調整)の不足
下塗りの未施工または不適切な塗料使用
塗膜が厚くなりすぎて通気性が損なわれている
プロだからこそ、正直にお伝えします
私たちはプロの塗装職人として、「塗れるものなら塗りたい」と常に考えています。
ですが、塗っても意味がない、むしろ屋根を悪化させてしまう可能性があると判断した場合は、
「塗れません」と正直にお伝えすることも、私たちの責任です。
塗装は“価格”ではなく“価値”の時代
家は「衣・食・住」の“住”を支える、大切な資産です。
車のように「壊れたら買い替える」ことはできません。
だからこそ、正しい診断と確かな塗装技術が求められます。
安さだけではない、長く家を守るための価値ある塗装工事を、私たちは提供しています。
トラストは外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
長野県長野市、上田市地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。
地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。
これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。
★トラストは長野市、上田市で気軽に相談ができる《外壁・屋根塗装ショールーム》を展開しております★
外壁塗装・屋根塗装・雨樋・雨漏り・サイディングなどでお困りの方はお気軽にどうぞ!
優良店・口コミ評判店目指して頑張ります(^^)
【よくある塗装に関するご質問】はこちらにまとめさせていただきました。
ブログ執筆者

株式会社トラスト 東信エリア統括店長営業部部長
湯本 壮一
所有資格:
- 外壁診断士