外壁に膨れ？補修から模様付けまでの施工事例をご紹介

最近、壁の模様付け（パターン処理）を行った現場がありましたので、今回はその様子をご紹介させていただきます。

今回対応したのは、既存の外壁に「膨れ」が発生していた現場です。膨れがあると見た目が悪いだけでなく、放置すると劣化が進行しやすいため、早急な処置が必要になります。膨れた部分はすべて丁寧に取り除き、その後、下地を整えるためにカチオン系の補修材を使って平滑に仕上げました。その上で、既存の外壁の模様に合わせたパターンを再現していきました。

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地域密着の外壁塗装・屋根塗装専門店トラストです！

今回のブログを執筆させていただく小林です

なぜ外壁が膨れるのか？その原因とは

そもそも、なぜ壁が膨れてしまったのでしょうか？
主な原因として考えられるのは、過去の塗装時に塗料との密着性が十分でなかったこと、また塗料の層が厚くなりすぎてしまったことで、中に空気が閉じ込められ、通気ができなかったためだと考えられます。

特に気温が高くなると、熱がこもって中の空気が膨張し、外壁表面が膨れてしまいます。逆に気温が下がると一時的に膨れが収まるため、時間帯によっては目視で確認しづらいのも特徴です。

なぜ模様付けが必要なのか？仕上がりに大きな違い

ここで重要なのが「なぜ模様付けが必要なのか」という点です。

たとえば、もともとの壁がフラット（平滑）なタイプであれば、膨れた部分を補修した後にプライマー（接着性を高める下地材）を塗布し、あとは通常通りの塗装工程で十分きれいに仕上がります。

しかし、模様があるタイプの外壁の場合、補修箇所だけが平らだと、その部分が目立ってしまい違和感のある仕上がりになります。これではせっかく塗装しても、補修跡が浮いて見えるという本末転倒な状態に。

そこで、周囲の模様に合わせてパターンをつける「模様付け」が必要になるのです。これにより、補修跡が目立たず、自然な仕上がりにすることが可能になります。

劣化しやすい箇所には要注意！早めの対応を

また、膨れが起きやすい場所としては、日当たりの良い南面や、雨が直接当たる面などが挙げられます。これらの箇所は特に外壁の劣化が進行しやすく、トラブルも起こりやすいため、事前の点検と早めの対応が大切になります。

今回の現場でも、傷みの大きかった部分は早急に処置を行い、安心してお住まいいただけるよう丁寧に仕上げました。

施工の流れ（写真付き）

以下、現場での作業の様子です。

📷 膨れていた外壁の塗膜を剥がしたときの写真

📷 剥がした部分をカチオンで平滑に補修している作業中の写真

📷 補修した部分に既存の模様と合わせたパターンを施している写真

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