
2020.12.15 更新
【寒さ対策】家の熱はどこから逃げる?冬の室内環境と外壁メンテナンスの重要性
初雪も降り、いよいよ本格的な冬の寒さがやってまいりました。 外はもちろん、暖房をつけていても「家の中がなんとなく寒い」「足元が冷える」と感じることはありませんか? 実は、家の中が寒い最大の原因は、せっかく温めた空気が家のあちこちから逃げてしまっていることにあるのです。 今回は、冬を暖かく過ごすための「家の断熱・気密」のお話と、雪や雨から家を守る「外壁メンテナンス」についてお話しします。 長野県のみなさん、こんにちは! 地域密着の外壁塗装・屋根塗装専門店トラストです! 今回のブログを執筆させていただく湯本です! 家の熱はどこから逃げているのか? まず、家の中で暖められた熱がどこから一番逃げている(損失している)かご存知でしょうか。 一般的な住宅における熱損失の割合は以下のようになっています。 開口部(サッシ・窓・ドア):約40% 外壁:約27% 換気口など:約13% 屋根:約10% 床:約10% なんと、窓やドアなどの開口部から約4割もの熱が失われているのです。 「断熱」だけでは不十分?「気密」の重要性 最近は高性能な断熱材を使った家も増えていますが、ここで注意が必要です。 いくら熱伝導率の低い優秀な断熱材で家を包んでも、「気密性能(隙間の少なさ)」が悪ければ意味がありません。 隙間があると、そこから冷たい外気が侵入し、暖めた空気が逃げてしまいます。その分、暖房を強くする必要があり、余計なエネルギーコスト(光熱費)がかかってしまうのです。 冬の暖房効率を上げ、天井と床面の温度差がない快適な室内環境を整えるためには、断熱と気密をセットで考えることが非常に重要です。 冬こそ考えたい「外壁」のメンテナンス 室内環境を整えるのと同時に、これから雪が多く降る季節に向けて、室外環境(外壁)の状態も確認しておきましょう。 外壁には、雨水や雪解け水の侵入を防ぐ役割があります。外壁材の「撥水性」を高めておくことで、建物の躯体(骨組み)への水の侵入を防ぐことができます。 ここで重要になるのが、外壁の「通気工法」と「直貼り(じかばり)工法」の違いです。 1. 安心の「通気工法」 現在の主流である通気工法は、外壁材と建物の間に空気の通り道があります。 万が一雨水が侵入しても、その通気層を通って外部へ排出される仕組みになっており、湿気を逃がすことができます。 2. 注意が必要な「直貼り工法」 一方で、築年数が経過した住宅に見られる「直貼り工法」の場合は注意が必要です。 通気層がないため、透湿防水シートで防ぎきれなかった雨水や、内部で発生した結露水の逃げ場がありません。 その結果、水分が外壁材に滞留し、以下のようなトラブルを引き起こす可能性があります。 外壁材の傷みや反り 外部からの雨水が室内へ侵入(雨漏り) コーキングの劣化進行 直貼り工法の場合、塗装の仕方や塗料の選び方を間違えると、塗膜の膨れや剥がれの原因になります。 そのため、プロによる正しい診断と、工法に合ったメンテナンスサイクルの計画が必要です。 あなたの家は大丈夫?簡単な見分け方 「うちは通気工法かな?直貼りかな?」と気になった方は、家の基礎の上にある「水切り」という金属部分を確認してみてください。 水切りの隙間に定規などを差し込んでみたとき、奥行きがなくサイディングボード(外壁材)の厚み分しか入らない場合は、「直貼り工法」である可能性が高いです。 外壁の反りやコーキングの劣化が見られる場合は、早めの対策をおすすめします。 本格的な雪シーズンや、春のメンテナンスに向けて、ぜひ一度お住まいの状態をチェックしてみてください。 トラストは外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。 長野県北信・東信地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。 地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。 ★トラストは長野市、上田市、佐久市で気軽に相談ができる《外壁・屋根塗装ショールーム》を展開しております★ 外壁塗装・屋根塗装・雨樋・雨漏り・サイディングなどでお困りの方はお気軽にどうぞ! 優良店・口コミ評判店目指して頑張ります(^^) 【外壁・屋根塗装専門店トラスト】についてはコチラ!
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