外壁塗装で失敗しないための見積書チェックポイント【第1回】
2015.06.10 (Wed) 更新
外壁塗装は戸建て住宅のメンテナンスの中でも、特にトラブルが発生しやすい工事のひとつです。
その理由は、専門的な知識が多く関わるため、手抜き工事や不十分な作業が行われやすい傾向があるからです。契約前に見積書の内容をしっかり確認しておくことで、後々のトラブルを未然に防ぐことができます。
今回は2回に分けて「見積書で確認すべきポイント」について解説します。第1回目は、下地処理・塗料選び・塗料の使用量という3つの重要項目に焦点を当てます。
長野県長野市、上田市、佐久市のみなさん、こんにちは!
下地処理が明記されているか
外壁塗装では、塗る前の下地調整が欠かせません。外壁の土台部分がしっかり整っていなければ、どれだけ高品質な塗料を使っても長持ちしません。
見積書に「高圧洗浄」「ひび割れ補修」「ケレン作業」など、具体的な下地処理の工程が明記されているかを確認しましょう。また、外壁材の種類や劣化状況に合わせた適切な下地処理が記載されているかも重要です。
適切な塗料が選定されているか
塗料はすべての地域で同じものを使えば良いわけではありません。雨の多い地域であれば耐水性の高い塗料、夏場の暑さが厳しい地域であれば遮熱性に優れた塗料を選ぶなど、環境条件に合わせた選定が必要です。
また、木部や鉄部など素材によって適切な塗料が異なります。
木部は防腐性の高い塗料、鉄部は防錆性のある塗料を使うことで、劣化や腐食を防げます。見積書にこうした塗り分けが記載されているかどうかを必ずチェックしましょう。
塗料の使用量が適正か
見積書には使用する塗料の数量も明記されているのが望ましいです。
外壁の面積に対して塗料の量が不足していれば、追加請求が発生したり、希釈しすぎて耐久性が落ちる可能性があります。
塗料メーカーが推奨する塗布量や回数が守られているか、数量欄をしっかり確認しましょう。「3回塗り」などの工程表記も重要なポイントです。
まとめ
外壁塗装の見積書は、ただ金額を見るだけでは不十分です。
下地処理・塗料の選定・使用量といった基本的な項目が適切に記載されているかをチェックすることで、施工の質を確保し、不要なトラブルを防げます。
次回は、保証内容や付帯工事の有無など、見積書のさらに詳しい確認ポイントをご紹介します。
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ブログ執筆者

株式会社トラスト 東信エリア統括店長営業部部長
湯本 壮一
所有資格:
- 外壁診断士