古寺から学ぶ建物メンテ ~大徳寺編~
長野県長野市、上田市、佐久市のみなさん、こんにちは!
皆さんこんにちは
最近は雨が降ったりやんだりと、なかなかすっきりしない空模様です。
雨がちな天候では塗装作業はもちろん、休みの計画も立て辛く気を揉んでしまうこともしばしば。
そんな中で先日、お休みにお寺巡りをしてきました。
お寺なら雨にも濡れる心配もありません。
今回は先日訪れたうちの一つをご紹介します。
お寺の美しい風景に心を癒されながら、建物についても解説をしていく歴史探訪編です。
どうぞお楽しみください。
①お寺は生きる教科書
お寺には文化的・歴史的・建築的に高度な技術が結集しています。
とりわけ建物を扱う身としては、その建築技術に目を奪われます。
それが数百年という時を経て今なお、修行や安らぎの場として機能しているのが信じられません。
しかし、ふと足元を眺めてみると宮大工さんの技術の結晶を垣間見ることができます。
②大徳寺(興臨院)
先日、京都府の大徳寺を訪れました。
大徳寺は京都府北区に建立された、臨済宗大徳寺派の寺院です。
かの有名な一休和尚や侘茶を大成させた千利休らにゆかりのある由緒正しい寺院です。
山門は千利休が自害に追い込まれたことに関連して有名ですが、詳しくはまたどこかで。
大徳寺境内には22の塔頭(小寺のイメージ)を抱え、このうち数カ所は一般公開されています。
その中で、今回取り上げるのは興臨院です。
興臨院の境内には、加賀の前田家の菩提寺になっています。
方丈庭園は、白砂と大きな石を用いて理想郷とされる蓬莱世界をイメージしています。
大徳寺はその立地から、お庭を眺めても京都の建物群が視界に入りません。
よって、古の人々が眺めていたそのままの風景や日常に思いを馳せることができます。
また、これだけの建物を長持ちさせるのには宮大工さんの技術が欠かせません。
お寺の方にお話を伺うと、木部は数年に1回お手入れはしているものの建材の大部分は建立当時のままだそうです。
木材は非常にデリケートな健在で、何百年と持たせるには相当な技術が必要なのです。
また足元を眺めると、一見なんてことない節の部分の補修跡に見えますが…
ただ丸や四角で補修するのではなく、お膳型やおわん型、キノコの形など様々!
宮大工さんの技術とこだわりも感じることもできました。
建物の素晴らしさだけでなく、大徳寺は”お茶”にも関わりの深い寺院です。
村田珠光や千利休などがかかわりの深いことから”茶の本山”とも呼ばれることも。
私も別院でお抹茶をいただき、気持ちもリフレッシュできました。
建物には、精神性・機能性・威厳など様々な要素が切っても切れません。
また、いろいろなお寺に訪れようと思います。
今回のブログで皆様にも癒しを少しでもお届けできたならば幸いです。
次回以降もご期待ください。
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