長野市木部門扉塗り替え工事|長野市 外壁塗装・屋根塗装専門店トラスト
長かった梅雨もようやくあけたと思えば強烈な暑さですね。仕事柄外にいる時間が長いので熱中症対策が必要です。安全第一です。 さて、今月上旬に行っていた木部門扉のアク洗い作業の様子をご紹介します。 施工前です。 とって付近はささくれてとげが刺さったりするためお客様もお困りでした。右の柱に四角い跡がありますが、そこは表札が付いていた部分です。元は大分明るい色だったのが風雨にさらされカビや汚れが付着しています。 今回はまず木肌が荒れている個所にやすりがけを行いました。
平らな部分は電動工具を使用し、細かい部分はサンドペーパーを使用します。 このあと、薬品を用い付着した汚れなどを落としていきます。
使用する薬品は数種類あり、汚れの種類により使い分け、希釈も状態に応じ調節を行います。薬品の濃度が濃すぎると木を傷めますし、薄すぎると汚れが落ちないため非常に慎重に作業を行います。今回の場合は汚れのひどい低い部分は2度にわたりアク洗いを行っております。 その後再度木肌を平滑にするためやすりがけを行います。
汚れが薄くなっているのがおわかりいただけますでしょうか??実際はもっと白く感じます。 ようやく着色作業です。今回はキシラデコールを使用しました。色はカスタニです。
木部の素材・状態に応じて発色が異なりますので1回では仕上がりません。 2回目です。
2回塗装すると全体的にまとまりがでます。この後手直しなどを行って完成です。 施工後です。
木部は比較的メンテナンスサイクルが短い部分になります。今回のようにカビや汚れの付着がすすんでしまうと元に戻すために非常に多くのプロセスと時間が必要になり、工事費も大きくなります。日当たりのいい場所などは2~3年程度で傷みが出てきますので傷みが軽微な状態でのメンテナンスがお勧めです。ご相談ください。
船田