日本最古の瓦 ご存じですか
2025.09.07 (Sun) 更新
長野県長野市、上田市、佐久市のみなさん、こんにちは!
皆さんこんにちは!
”温故知新”という言葉があります。
故きを温ねて新しきを知るという言葉はあまりにも有名ですね。
ふと周りを見回すと先人の知恵を今も受け継ぐ機構が多く存在しています。
私たちが当たり前に過ごす家、ここにも多くの先人の知恵が詰まっています。
そんな中、特にクローズアップしたいのが”瓦”です。
瓦という文字も、反りがある屋根瓦をイメージした象形文字になっています。
今回は普段私たちが当たり前に接している瓦について、日本最古の瓦が残る元興寺に行ってまいりましたのでご紹介いたします。
①元興寺について
8月某日、奈良市にある元興寺へ参拝しました。
近鉄奈良駅から徒歩15分ほど、奈良公園の喧騒からは少し離れた場所に元興寺は建立されました。
元々は飛鳥寺として別の場所に建てられ、平城京遷都の際に現在の場所へ移されました。
蘇我馬子により6世紀に建立され、奈良の地へ移されたのは718年のことです。
1400年以上の歴史を誇る我が国屈指の歴史を刻む寺院です。
参拝当日は35度以上の猛暑日でありながら、本堂には歴史の重みを感じるような風が感じられ、駅前の喧騒とのギャップが心地よかったと記憶しています。
②生き続ける瓦
さて、長きにわたり激動の時代を数多く生き抜いてきた元興寺ですが、屋根を見上げると建立当時に思いを馳せることができます。
極楽堂とよばれる本堂の西面には、元興寺の前身である飛鳥寺から受け継がれる瓦を見ることができます。
約1400年、途方もない年月を耐え抜いてきた瓦が今も現役で、建物を守り続けていることに驚きを隠せません。
※右が行基瓦、左が本瓦で形状が異なる
この瓦は「行基瓦」と呼ばれ、同じく使われている本瓦と比べると凹凸・形などが大きく異なっています。
ここまででなくとも、我が国の建物を長く守り続ける瓦は非常に優秀な屋根材です。
皆様のお家にある瓦も、長くお家を守り続けてくれることでしょう。
今回は日本最古の瓦を有する元興寺から、瓦についてのブログをお届けしました。
今後も歴史探訪シリーズにご期待ください。
トラストは外壁塗装・屋根塗装・雨漏り専門店です。
長野県北信・東信地域密着で多くの信頼と実績を積み重ねてきた塗装のプロフェッショナル集団です。
地域密着だからこそ実現できる適正価格で高品質な塗装をご提供いたします。
これまで積み重ねてきた信頼と実績に恥じぬよう、誠心誠意対応させていただきます。
★トラストは長野市、上田市、佐久市で気軽に相談ができる《外壁・屋根塗装ショールーム》を展開しております★
外壁塗装・屋根塗装・雨樋・雨漏り・サイディングなどでお困りの方はお気軽にどうぞ!
優良店・口コミ評判店目指して頑張ります(^^)