外壁塗装で気を付けるべき点とは?良い業者の選び方とは?⓷|長野市 外壁塗装・屋根塗装専門店トラスト
外壁塗装で気を付けるべき点とは?良い業者の選び方とは? ということで前回まで2回に渡ってご説明させて頂きました。 ・塗装回数や材料も大切だが、劣化部分に対する根本的な「原因や対策」を立てることが大切だということ。 ・それをきちんと診断する「現場調査力」が必要であること。 ・会社のレベルを判断するには「診断報告書の内容」「診断にかけた時間」「質問などをしても納得できる説明があるか」などが一つの目安になる。 といった内容をお伝えしてきました。 さて、初回の劣化をもう一度見てみましょう。
全体的に膨れ、爆裂が見受けられます。 原因を見つけて対策しないと、どれだけにきれいに補修・塗装してもまた再発する可能性が高いです。 劣化状況より、この場合内部からの湿気が疑われます。 まずサッシ周辺を疑います。
サッシ上部
サッシ下部。 うーん、シーリングの劣化がみられますね。 通常と少し異なる雨仕舞がしてありますので、ここはかなり染みやすそうです。 サッシ上部は特に心配ですね。 改修は必須です。 しかし! 一番最初の写真を見て頂くと分かるのですが、サッシよりも上の外壁も傷んでいるんです。 さすがに下から上にはなかなか染みていきませんので、まだ解決しません。 うーん、笠木or屋根かな?ということで屋根に上ります。 一見浸水しそうなところは見当たりませんが・・・・
ここでした。 ネオン間の傘のようにアルミ板が付けられていたのですが、その雨仕舞が上手くいっていませんでした。 結果上部から浸水しておりました。 (わかりにくくてすいません。) ということで原因の特定ができましたので、すっきりしました。 今回の件ですと、看板屋さんは考えて施工されたと思いますが、 看板のプロであり、防水のプロではなかったということです。 建築は様々な業者が分担して施工を行います。 熟練工がいるかもしれませんし、新人が施工することもあります。 監督がいいかげんなこともあるかもしれません。 業者間の連携が上手くいっていれば良いのですが、そうでないこともあります。 何千と現場調査をしてきましたが、こうして不具合が生じてしまうことは思っているよりも多くあると感じます。 まず「現場調査力」のある会社に依頼されるのが、 外壁塗装の成功への近道だと思います。 少しでも参考になりましたら幸いです。 濱口